宗清(本名題:恩愛瞶関守)

DAT番号
299
曲・解説順番号
1
曲名・解説タイトルよみ
ムネキヨ(ホンナダイ:オンアイヒトメノセキモリ)
作曲者、作詞者
作曲:五世岸沢式佐、作詞:奈河本輔
作曲者、作詞者よみ
サッキョク:ゴセイキシザワシキサ、サクシ:ナガワモトスケ
解説者
鶴見誠
注記2
解説:初演は文政11年で、初演は三世常磐津子文字太夫(浄瑠璃)と五世岸沢式佐(三味線)。あらすじ:平清盛に敗れた源義朝の残党詮議のため伏見木幡の里に関所がつくられ、弥平兵衛宗清が関を守っている。そこで今若、乙若、牛若を連れた常磐御前が捕えられる。宗清は常磐に松の操を捨てて、清盛に助命を請うように諭し、その結果、常磐は子供たちとともに助けられる。そして次の場面では牛若らのだんまりになる。再演以後はこのだんまりで長唄の「鞍馬山」がうたわれることになった。初演はさほど評判にはならなかったが、安政3年に市村座で(豊後の大掾になった)三世常磐津子文字太夫が再演したときに評判となり、以降ますます有名な曲となった。
分類番号
koizumi102_豊後系浄瑠璃
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