生活手段とリズム感の関係について

DAT番号
1640
曲・解説順番号
7
曲名・解説タイトルよみ
セイカツシュダントリズムカンノカンケイニツイテ
解説者
小泉文夫
注記2
「労働のタイプと音楽」の例。解説:カリブー・エスキモーの場合、一人で狩に出かけ、少人数で夫婦が中心となって生活している。クジラ・エスキモーの場合、集団で共同生活しているため、リズムや拍子を合わせて合唱することができる。また、太鼓は素材にセイウチ、クジラや流木などを使っている。カリブー・エスキモーのような内陸のエスキモーはリズム感が自由であるが、一方、クジラ・エスキモーのように海に面しているエスキモーは共同作業の結果、リズムのはっきりした合唱のスタイルが特徴である。エスキモーの場合、人々の生活の手段と歌のタイプは密接な関係がある。
分類番号
koizumi22_極北、北アジア(含エスキモー)koizumi85_アメリカ合衆国、カナダ
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テープ副標題
人の集団と歌のタイプ
録音年
1974年6月