賛美歌に表れるポリネシア人の言葉や和声の感覚について

DAT番号
1638
曲・解説順番号
11
曲名・解説タイトルよみ
サンビカニアラワレルポリネシアジンノコトバヤワセイノカンカクニツイテ
解説者
小泉文夫
注記2
解説:英語の場合は強弱のアクセントが言葉の特徴になっているが、フィジー語は滑らかで粒がそろった言葉である。日本語やポリネシアの言葉はひとつひとつの音韻が滑らかに発音され、それが歌にも表れている。また、ポリネシアの人々は、伝統的に和声の感覚を持っているため、ヨーロッパから入ってきた賛美歌でもパート・シンギングを行っており、その響きは大変よく調和している。美しい声を持っていてハーモニーに慣れているという点は南太平洋の人々に広く見られるが、細かく聞いてみると、文化圏や島々によって表現の微妙なところが異なっている。
分類番号
koizumi37_パプア・ニューギニア、南太平洋koizumi926_キリスト教
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テープ副標題
聖公会とプロテスタント
録音年
1971年6月