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- DAT番号
- 1630
- 曲・解説順番号
- 8
- 曲名・解説タイトルよみ
- アブー・ゼイドノモノガタリ
- 曲名・解説タイトル:副題
- アブー・ゼイドの古典
- 曲名・解説タイトルよみ:副題
- アブー・ゼイドノコテン
- 解説者
- 小泉文夫
- 注記2
- 解説:伴奏はルバーブ。エジプトで用いられるルバーブは二弦のものも一弦のものもあるが、今日では二弦が普通である。語り方の基本は、4+4+2+2(語りの休止:器楽のみの部分)の4小節の定型の繰り返しである。器楽のみの部分の後半で一拍ないし4分の1拍盗んでAuftaktのように始まることがあり、これによって言葉の上で5拍のものでも歌うことができ、歌詞が字余り字足らずの場合でも上手く収まる。この4小節の繰り返しはリズム的にも心地よい反復を成していて、長編の物語でも飽きずに聴くことができる。最近のシャーエルは近代化の影響によって会話や流行歌の要素などを持ち込んでいろいろな歌い方を試みて発展させているが、こうした古い語り方も依然として残っている。
- 分類番号
- koizumi532_北アフリカ
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- テープ副標題
- ホメロスの後裔たち
- 録音年
- 1976年6月