Our Goodman(or162913) – 東京藝術大学未来創造継承センター小泉文夫記念資料室

注記2: 解説：フランシス・ジェイムズ・チャイルド著『イングランドおよびスコットランドのポピュラー・バラッド（English and Scottich popular Ballads）』ボストン：1882～98/R1957で、No.274として印刷されている古いバラッド。その記録によるとスコットランド起源ということになっているが、英語圏ではどこでも聞かれる曲である。18世紀にはドイツ語に翻訳されてヨーロッパ大陸に広まっていたようで、他の言語でも歌われていった。一般に広くヨーロッパ中にある有名なバラッドの一つの源とみなされるものである。歌詞の内容「ある年寄りがある晩家に帰ってみると鞍のついた馬がいた。また違う日には木こりの履く長靴があった。三晩目に帰ってみると剣が、四晩目には粉のついた鬘が、五晩目には大きな上着が、、六晩目には、自分の知らない男が立っていた。～」。ギターの伴奏がつき、生き生きと歌われ、それはあたかも（「語り」というより）現代のたのしい民謡のようになってくる。[演奏後にも解説あり。]