gamelanにおける音階

DAT番号
1553
曲・解説順番号
10
曲名・解説タイトルよみ
ガムランニオケルオンカイ
解説者
小泉文夫
注記2
解説:ガムランでは音階が変われば、楽器も替える。ガムランの楽器は50数種類で完全な1セットであるが、それら全てが一度に使われるのではない。その中で20数種類が使われる。音階が変わると楽器も替えられるように、それぞれの楽器は個々の演奏家を90度で囲むように配置されている。音階ごとに別の楽器が必要になるのは、金属製・木製の打楽器であるためである(楽器の中でも、太鼓や胡弓は持ち替えないが、笛のsulingスリンは持ち替えられる)。また、ひとつの音階でも、それぞれのガムランで微妙に調律が異なる。したがって、ガムランの音階は、ある面では厳密で多様性を持っているが、逆に言えば、それぞれの音階の許容範囲が広いとも言え、大きくslendroスレンドロとpelogペロッグに分けられる。
分類番号
koizumi31_インドネシア
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テープ副標題
ガムランのいろいろ
録音年
1973年7月