タイのリズムについて

DAT番号
1262_2
曲・解説順番号
21
曲名・解説タイトルよみ
タイノリズムニツイテ
解説者
小泉文夫
注記2
解説:リズムのことを申し上げようと思って忘れておりました。小さなシンバルでチーン、チャッ(プ)、楽器の名前も「チーン・チャップ」といいますが、チーンと叩いたらチャッ(プ)と止めちゃったりします。皆さんはそれをお聴きになってどちらが強拍でどちらが弱拍だとお思いになりますか。チーンという方が強拍でしょうか、それともチャッ(プ)という方が強拍でしょうか。ここは学校の教室じゃありませんから、そんなことを言ってもしょうがないですね。実は、チャップという方が強拍なんです。チーンというのはこれから何かが起こって緊張が高まって行って、チャッ(プ)というところで、その緊張がほぐれるんです。そういうリズムの繰り返しでできているんです。それを申し上げようと思っていて忘れちゃって、すみませんでした。
分類番号
koizumi33_タイ
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テープ副標題
タイと日本
録音年
1976年4月
注記1
03日(あるいは04日)、国立劇場での録音。ATPA 76。アジア伝統芸能の交流。