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- DAT番号
- 1173_1
- 曲・解説順番号
- 9
- 曲名・解説タイトルよみ
- カトリックニオケルセイカノトウイツノレキシトキンネンノドウコウニツイテ
- 解説者
- 小泉文夫
- 注記2
- 解説:ヨーロッパ中世において、グレゴリウス一世が各地の聖歌の歌い方を統一するために出来上がったのがグレゴリオ聖歌であると言われている。ローマ・カトリック教会には聖歌の統一という点において千年以上の歴史がある。一方では、カトリック教会は全世界に広がり、いろいろな聖歌の歌い方が行われている。東方正教会など、ローマ・カトリック教会中心のコントロールが及ばなかったところでは、それぞれの地方に様々な聖歌の伝統を持っている。ローマ・カトリック教会の諸派では、グレゴリオ聖歌を中心にミサが行なわれているが、その目の届かない諸民族では独自の聖歌や儀式のやり方が残っている。ローマ・カトリック教会では近年、聖歌における民族性の表現の問題を取り上げるようになり、すでに存在するものだけでなく、今まで民族的なミサのやり方を持たなかった地域でも開発の機運を盛り上げようという努力が見られる。
- 分類番号
- koizumi782_中世・ルネサンス(16C以前)koizumi926_キリスト教
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- テープ副標題
- カトリック
- 録音年
- 1970年6月