講演「日本音楽における宗教性と音の特質」

DAT番号
1148
曲・解説順番号
21
曲名・解説タイトルよみ
コウエン「ニホンオンガクニオケルシュウキョウセイトオトノトクシツ」
曲名・解説タイトル:副題
日本における仏教および音楽の変容と日本人的感覚
曲名・解説タイトルよみ:副題
ニホンニオケルブッキョウオヨビオンガクノヘンヨウトニホンジンテキカンカク
解説者
小泉文夫
注記2
解説:時代に応じて仏教は変容し、また音楽も変容しているが、根底に流れる本質的なものは変わらないと考えることができる。たとえば心中物に表現されている刹那的な感覚や自然現象に人間の心を見出すことは非常に日本人的な感覚である。日本における世俗的または美的な感覚の発達は、日本の仏教の発達の仕方と大きな類似点がある。つまり、こうした変容や発達の仕方において、音楽と宗教はほとんど一体をなしているということが指摘できる。
分類番号
koizumi1_日本(その2)koizumi924_宗教学、宗教一般
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録音年
1968年7月
注記1
02日採録。採録場所:東京都児童会館ホール。