昨夜が夜 ユンタ

DAT番号
356
曲・解説順番号
19
曲名・解説タイトルよみ
ユビガユー ユンタ
演奏者
浦原啓作、他
演奏者よみ
ウラハラケイサク、ホカ
解説者
浦原啓作
注記2
『八重山ユンタ集―沖縄古謡―』69ページに「35、昨夜 (ゆび) が夜 (ゆー) ユンタ」「一、昨夜 (ゆび) が夜 (ゆー) ぬ 乙女 (みやらび) ぬ 語 (むにゃ) いぬヨ/二、夜去 (ゆさ) る夜 (ゆー) ぬ かぬしゃあまぬ 言葉 (くとぅば) ぬ/三、今夜 (にか) におーり 夜中 (ゆなか) におーり 兄 (びぎ) れーま/四、今夜 (にか) に来 (く) ば 夜中 (ゆなか) に来 (く) ば 何 (な) ゆすでぃ/五、筵敷 (むしるすぃ) き 枕並 (まくらなみ) 待 (ま) ちゅらでぃ/六、筵敷 (むしるすぃ) き 枕並 (まくらなみ) 何 (な) ゆすでぃ/七、乙女上 (みやらびうい) 魂上 (たますぃうい) 登 (ぬぶ) しゅでぃ/八、首抱 (ふびだ) がば 玉 (たま) ぬ鳴 (な) り 鳴 (な) らすな/九、持 (む) ちゃ揚 (ぎ) さば 床 (とぅく) ぬ鳴 (な) り 鳴 (な) らすな/十、乙女 (みやらび) ぬ かぬしゃあまぬ 言葉 (くとぅば) ぬ/十一、兄 (びぎ) りゃあ 明日 (あちゃ) や 何処 (ずいま) におーる 兄 (びぎ) れーま/十二、ゆぬ友 (どぅすぃ) とぅ 同組 (ゆぬくなー) とぅ 出 (い) でーぱる/十三、ゆぬ友 (どぅすぃ) ぬ 同組 (ゆぬくなー) ぬ 内 (うつぃ) から/十四、前出 (まいい) でーおーり 抜 (ぬ) き出 (い) でーおーり 兄 (びぎ) れーま/十五、前出 (まいい) でーすどぅ 抜 (ぬ) き出 (で) すどぅ 私兄 (ばあびぎ) れ/十六、天 (てぃん) ぬ舞 (まい) 中 (なか) び飛 (とぅ) ぶ鳥 (とぅるぃ) だぎ思 (うも) ん」「大意/乙女が若者にいうには、今晩夜中にしのんできてください。筵 (むしろ) を敷き、枕を並べて待っています。若者がしのんでいくと、「私の首を抱くとき首の曲玉を鳴らさないように用心してください」という。「明日はどこへお出かけですか」と乙女は聞く。「友だちと結回りに行く」と若者が答えた。「では友だちの中でひときわ抜きん出ていてください。それが私の恋人です。そうすれば羽が生えて天にも舞うような喜びです」と乙女はいう。」と記載(小泉文夫による音階分析の書き込みあり)。
分類番号
koizumi154_八重山諸島koizumi2_北アジア、東アジア
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録音年
1970年10月