- DAT番号
- 356
- 曲・解説順番号
- 18
- 曲名・解説タイトルよみ
- アガロウザ ユンタ
- 演奏者
- 浦原啓作、他
- 演奏者よみ
- ウラハラケイサク、ホカ
- 解説者
- 浦原啓作
- 注記2
- 『八重山ユンタ集―沖縄古謡―』67ページに「34、東 (あが) ろうざ ユンタ」「一、東 (あが) ろうざーぬ む中 (なか) に 自分 (どぅ) ぬすくぬ む中 (なか) に/二、九年母木 (くにぶきー) ば 植 (い) べーとぅーし 香 (かば) すぃ木 (きー) ば 差 (さ) しとぅーし/三、九年母木 (くにぶきー) ぬ 下 (すぃた) なか 香 (かば) すぃ木 (きー) ぬ 下 (すぃた) なか/四、子守達 (ふゎむれーだー) ぬ 揃 (する) ゆてぃ 抱 (だ) ぎなー達 (だー) ぬ 寄 (ゆ) らゆてぃ/五、子守達 (ふゎむれーだー) ぬ 語 (むにゃ) いぬ 抱 (だ) ぎなー達 (だー) ぬ 言葉 (くとぅば) ぬ/六、腕 (うでぃ) は痛 (や) み 守呉 (むりひゆー) ば 肱 (かや) ば痛 (や) み 抱 (だ) ぎ呉 (ひゆ) ば/七、大人 (うふぴとぅ) なり 給 (たぼ) られ 高人 (たかぴとぅ) ゆ なりとうり/八、墨書 (すぃんか) き上手 (じょうずぃ) なりとうり 筆取 (ふでぃとぅ) る上手 (じょうずぃ) なりとうり/九、沖縄旅 (うきなあたび) 受 (う) けおーり 御前旅 (みょうまいたび) 受 (う) けおーり/十、月 (つぃくぃ) ぬかた 買 (か) いおーり 星 (ふすぃ) ぬかた 買 (か) いおーり」「解説/このユンタは一種の子守唄であるが、封建時代には士族のこどもを百姓の娘が子守りをして、それを誇りにしていた。いわば無報酬の奉公であった。ただ一つのたのしみと希望は、背中の幼児が将来学問で出世し、首里王府に学んで錦を飾って帰郷することであった。その祈りをこめてうたうユンタである。「あがろうざ」とは東の村里という意味で、石垣島四ヶ字の登野城部落に当たる。」と記載(小泉文夫による音階分析の書き込みあり)。
- 分類番号
- koizumi154_八重山諸島koizumi2_北アジア、東アジア
クリックで分類地域オープンリール一覧を表示
- 録音年
- 1970年10月