夜中ばれー ユンタ

DAT番号
356
曲・解説順番号
17
曲名・解説タイトルよみ
ユナカバレー ユンタ
演奏者
浦原啓作、他
演奏者よみ
ウラハラケイサク、ホカ
解説者
浦原啓作
注記2
『八重山ユンタ集―沖縄古謡―』66ページに「33、夜中 (ゆなか) ばれー ユンタ」「一、夜中 (ゆなか) ばれー 乙女 (みやらび) しゃがむやー/二、乙女 (みやらび) ゆ 捜 (とぅ) めー呉 (ひい) り/三、松明 (たい) や無 (ね) ん 何 (な) ゆすでぃ/四、茅松明 (がやだい) ん あるむぬ/五、芒松明 (ゆすいくだい) ん あるむぬ/六、芒松明 (ゆすいくだい) ん 火 (ぴい) ば込 (く) め/七、茅松明 (がやだい) に 火種込 (うきりく) め/八、乙女 (みやらび) ん 走 (ぱ) り行 (い) き/九、吹 (ふ) き 明 (あか) らし 見 (み) りば/十、是 (く) りど是 (く) り 乙女 (みやらび)/十一、髪 (あか) ゆ見 (み) りば 是 (く) りゃなう/十二、染 (すぃ) みぴびり 変 (かわ) らぬ/十三、眉見 (まゆみ) りば 是 (く) りゃなう/十四、すぃかぶ眉 (まゆ) 変 (かわ) らぬ/十五、目 (みい) ゆ見 (み) りば 是 (く) りゃなう/十六、鬼 (うん) かにふ 変 (かわ) らぬ/十七、胸見 (んにみ) りば 是 (く) りゃなう/十八、ゆに切段 (きだん) 変 (かわ) らぬ/十九、乳 (つぃー) ゆ見 (み) りば 是 (く) りゃなう/二十、糸爪乳 (なべーらつぃー) に 変 (かわ) らぬ/二十一、腹見 (ばだみ) りば 是 (く) りゃなう/二十二、浜切段 (はまきだん) 変 (かわ) らぬ/二十三、胯見 (またみ) りば 是 (く) りゃなう/二十四、黒毛山 (ふがらやま) ぬ 坐 (び) りうん/二十五、坐 (び) るでぃでんや 腕振 (うでぃふ) り/二十六、井 (い) どぅでぃでんや だらっかだらっか」「大意/ある夜役人が突然乙女をさがしてこいというので、たいまつもなく、芒(のぎ) や茅 (かや) に火をつけてさがしに出かけた。さいわい暗やみに乙女が現われたので明りをかざしてよく見ると、髪はちぢれ、眉 (まゆ) はしかめ眉、目は鬼のようで、胸はだぶつき段をなして、乳は糸爪のようにぶらさがって、腹は石段のような大変な乙女であった。」「解説/エロティックなユンタが古語のゆかしさでカモフラージュされている。」と記載(小泉文夫による音階分析の書き込みあり)。
分類番号
koizumi154_八重山諸島koizumi2_北アジア、東アジア
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録音年
1970年10月