- DAT番号
- 356
- 曲・解説順番号
- 15
- 曲名・解説タイトルよみ
- アカバレー ユンタ
- 演奏者
- 浦原啓作、他
- 演奏者よみ
- ウラハラケイサク、ホカ
- 解説者
- 浦原啓作
- 注記2
- 『八重山ユンタ集―沖縄古謡―』64ページに「31、赤原 (あかばれー) ユンタ」「一、赤原 (あかばれー) ぬ 乙女 (みやらび) ぬ 生 (んま) りや/二、朝 (すぃとぅむてぃ) に朝早 (あさぱな) に 起 (う) きすれ/三、水持 (みずぃむ) ち来 (くー) 櫛取 (ふすぃとぅ) り来 (くー) 乙女 (みやらび)/四、水持 (みずぃむ) ち来 (きー) 櫛取 (ふすぃとぅ) り来 (きー) 何 (な) ゆすでぃ/五、手洗 (てぃーすみ) すでぃ 身 (み) なでぃすでぃ やてぃから/六、なら衣裳 (いしょう) ば 自分 (どぅー) ぬ美衣 (みょうり) ば 取 (とぅ) り掛 (か) け/七、掛 (かき) てぃようてぃ 着 (き) りてぃようてぃ やてぃから/八、名蔵嶽 (なぐらおん) かい 願 (にが) いすぃな おーるはずぃ/九、名蔵嶽 (なぐらおん) から 願 (にが) いすぃぬ 戻 (むどぅ) りんや/十、崎田嶽 (さきだおん) かい 手摺 (てぃずぃり) すぃな おーるはずぃ/十一、崎田嶽 (さきだおん) から 手摺 (てぃずぃり) すぃぬ 戻 (むどぅ) りんや/十二、家 (やー) ぬ 門迄 (ぞーまでぃ) ん 中庭■[占にシンニョウ] (なかめーまでぃ) ん 御供 (うとぅむ) す/十三、家 (やー) ぬ門来 (ぞーきー) 中庭来 (なかめーきー) ぬ 語 (むにゃ) いぬ/十四、にじゅむいや 歌上手 (うたじょうずぃ) やろうりば/十五、私夫 (ばんぶどぅ) や 綾声上手 (あやぐいじょうずぃ) やろうりどぅ/十六、歌声 (うたぐい) ぬ 綾声 (あやぐい) ぬ 聞 (すぃか) りかー/十七、私夫 (ばんぶどぅ) や あたみ開 (あ) けーどぅ 出 (い) でー走 (ぱ) る/十八、北目田 (にすぃみだー) ぬ 畦 (あぶすぃ) ぴぎ 蟹 (かん) や/十九、畦 (あぶすぃ) ぴぎ 穴開 (あなあけ) どぅ とぅゆまり/二十、にじゅむいや 妻 (とぅずぃ) ふかしどぅ 名取 (なあとぅ) らり」「大意/赤原の乙女は司 (つかさ) である。朝早く起きると身を清めて晴着を着て名蔵御嶽や崎枝御嶽に詣でる。帰る道すがらお供のものにいうには、にじゅむいという若者は歌が上手だが自分の夫は綾声が得意です。私の夫はにじゅむいの歌が聞こえるとその歌につられて戸をあけて出ていきます。/田圃の畦にいる蟹は畦に穴をあけることで有名なように、にじゅむいという若者は人妻を誘惑することで有名です。」と記載(小泉文夫による音階分析の書き込みあり)。
- 分類番号
- koizumi154_八重山諸島koizumi2_北アジア、東アジア
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- 録音年
- 1970年10月