山原 ユンタ

DAT番号
356
曲・解説順番号
11
曲名・解説タイトルよみ
ヤマバレー ユンタ
演奏者
浦原啓作、他
演奏者よみ
ウラハラケイサク、ホカ
解説者
浦原啓作
注記2
『八重山ユンタ集―沖縄古謡―』59ページに「27、山原 (やまばれー) ユンタ」「一、山原 (やまばれー) ぬ すぃくぬ屋 (やー) ぬ ぬづぃれーま/二、乙女 (みやらび) ぬ とぅんぎゃらぬ 生 (ま) れうん/三、幼少 (いみしゃ) から すらすらぬ 生 (ま) りばし/四、幼少 (くゆさ) から へがへがぬ 産 (す) でぃばし/五、あんだぎなーぬ 十日三日 (とぅかみーか) ぬ 月 (つぃく) いぬ夜 (ゆ)/六、くり程 (ふどぅ) ぬ 十五日 (ぢゅんぐにつぃ) ぬ 月 (つぃく) いぬ夜 (ゆ)/七、山原 (やまばれー) ん すぃくぬ屋 (やー) ん うれ遊 (あすぃ) ば/八、私 (ばん) たが家 (やー) ぬ 年寄 (とぅすぃ) りゃあぬ 語 (むにゃ) いぬどぅ/九、今夜 (にか) ぬ夜 (ゆ) や 神遊日 (かんびゅうり) ぬ 夜 (ゆる) やりゃどぅ/十、ゆさる夜 (ゆ) や 親遊日 (うやびゅうり) ぬ 夜 (ゆる) やりゃどぅ/十一、山原 (やまばれー) ん すぃくぬ屋 (やー) ん うれならぬ/十二、にじゅむいや 生意気 (なまぐち) ぬ 者 (むぬ) やりゃどぅ/十三、自分 (ならー) さじば 上結 (あぎむす) び 結 (むす) びばし/十四、自分三線 (ならーさんしん) ば 蛇皮張 (ざひば) りば 取 (とぅ) りかため/十五、山原 (やまばれー) ん 山道 (やまみつぃ) ん 行 (い) くけどぅしぃ/十六、美 (あふゎ) り子 (ふゎあ) ん 思 (うむ) いすん いきゃいどぅ」「大意/山原のぬずれーまという乙女は生まれながらの美人であった。十三夜、十五夜の明るい月の夜なので、若者が乙女をしのんでいこうとすると、古老のいうことには、今晩は神の夜で、明晩は役人の巡視の夜だから、夜歩きはやめた方がよいという。しかし若者は、神や役人がなんだと、三線を抱えて女に会いにいった。」「解説/青春の情熱の前にはおそれるものもないことをうたっているのである。」と記載(小泉文夫による音階分析の書き込みあり)。
分類番号
koizumi154_八重山諸島koizumi2_北アジア、東アジア
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録音年
1970年10月