- DAT番号
- 356
- 曲・解説順番号
- 8
- 曲名・解説タイトルよみ
- ンザトウラ ユンタ
- 演奏者
- 浦原啓作、他
- 演奏者よみ
- ウラハラケイサク、ホカ
- 解説者
- 浦原啓作
- 注記2
- 『八重山ユンタ集―沖縄古謡―』52ページに「24、んざとうら ユンタ」「一、んざとらぬ かんのうらぬ 夫婦 (みゆとぅ) ぬ/二、幼少 (いみしゃ) から 夫婦 (みゆとぅ) なり 居 (う) だそうぬ/三、幼少 (くゆさ) から 縁組 (うちぐみ) どぅ 居 (う) だそうぬ/四、ならふどぅぬ たきふどぅぬ いぶだら/五、私 (ばん) ゆ何 (な) ゆ 是 (く) りゆ如何 (いきゃ) でむだら/六、やら捨 (し) てぃな やら投 (な) ぎな 投 (な) ぎるそう/七、捨 (し) とぅばんみしゃ 投 (な) ぎばんみしゃ ゆむみしゃ/八、親 (うや) ぬ家 (やー) でん 母 (あふ) ぬ家 (やー) でん ありどぅるぃ/九、親 (うや) ぬ家 (やー) ぬ 下 (すぃむ) どうれん びりどぅすぃ/十、母 (あふ) ぬ家 (やー) ぬ 上 (かん) どうれん びりどぅすぃ/十一、くまびりぬ びりさましぬ 思 (うむ) いぬどぅ/十二、夏 (なつぃ) ぬ水 (みずぃ) 夜 (ゆる) なりば 忘 (わす) りどぅすぃ/十三、んざとうらや 夜 (ゆる) なりば 勝 (まさ) りどぅすぃ」、53ページに「十四、いぐじゃーまぬ やぐじゃーまぬ 前 (まい) から/十五、仲人 (くいぴとぅ) ゆ 仲立 (なかんだち) ゆ やらしば/十六、私知 (ばぬし) らぬ 是 (く) り知 (し) らぬ 仲立 (なかんだち)/十七、親 (うや) んかい 母 (あふ) んかい うちゃみょうり/十八、親 (うや) ぬざあぎ 母 (あふ) ぬざあぎ 受 (う) きゃよるか/十九、私 (ばぬ) んまた 是 (く) りんまた 浮 (う) きゃいどぅすぃ/二十、でぃかよでぃか 手取 (てぃーとぅ) り行 (い) か 嫁 (ゆみ) ぬ子 (ふゎあ)/二十一、夫 (ぶどぅ) ぬ家 (やー) かい 手取 (てぃーとぅ) られどぅ 走 (ぱ) るなわ/二十二、殿 (とぅぬ) ぬ家 (やー) かい さふかれとぅわ 行 (い) くなわ/二十三、私心 (ばんくゝる) 太陽暮 (てぃだいら) し 走 (ぱ) り来 (く) で/二十四、肝心 (きむくゝる) 夜 (ゆる) ぬいらば 走 (ぱ) り来 (く) で/二十五、上 (うい) ぬ道 (みつぃ) 肝 (きむ) やきゃあぬ たつ道 (みつぃ)/二十六、下 (すぃむ) ぬ道 (みつぃ) んがおうなるぃぬ 通 (かゆ) う道 (みつぃ)/二十七、中 (なか) ぬ道 (みつぃ) んざとうらぬ 通 (かゆ) う道 (みつぃ)/二十八、中 (なか) ぬ道 (みつぃ) から 走 (ぱ) り来 (く) ようはい 嫁 (ゆみ) ぬ子 (ふゎあ)」「大意/私たちは幼少の頃から夫婦約束をしていた。それなのに年ごろになると夫婦になれないという。いったいどうしたのであろうか。それならそれで親元にいるのもいいが、思いがつのるばかりでじっとしておれませぬ。両親さえ許してくれるなら夫婦になってもよいと男がいったので、それで両親に許してもらった。夜になるとあなたのところに走っていきます。/しかし、上の道、下の道にはやきもちやきの女や男たちがいるので、中の道からかよっておいでと男はいった。」と記載(小泉文夫による音階分析の書き込みあり)。
- 分類番号
- koizumi154_八重山諸島koizumi2_北アジア、東アジア
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- 録音年
- 1970年10月