いぐじゃーま ユンタ

DAT番号
356
曲・解説順番号
4
曲名・解説タイトルよみ
イグジャーマ ユンタ
演奏者
浦原啓作、他
演奏者よみ
ウラハラケイサク、ホカ
解説者
浦原啓作
注記2
『八重山ユンタ集―沖縄古謡―』46ページに「20、いぐじゃーま ユンタ」「一、大野下 (うふぬした) いぐじゃーま いせーら下 (すぃた) 子 (ふゎあ) ぬ父 (びげー)/二、陽春 (うるずぃん)どぅ なるだら 若夏 (ばがなつぃ) どぅ いくだら/三、桃折 (むんぶ) らば いぐじゃーま 水桃 (みずぃむん) ゆ 折 (ぶ) りおゝり/四、かぶ折 (ぶ) らば 子 (ふゎあ) ぬ父 (びげー) 青 (あう) つるゆ 折 (ぶ) りおゝり/五、来年 (えーん) し実 (な) り 桃本 (むんむとぅ) 来夏実 (くなつぃな) り かぶ本 (むとぅ)/六、大手籠 (うふてぃる) 持 (む) ち来折 (きーぶら) い 真手籠 (まーてぃる) 持 (む) ち来折 (きーぶら) い/七、ゆぬ足形 (べー) 踏 (ふ) み来折 (きーぶら) い ゆぬ足 (あし)  踏 (ふ) み来折 (きーぶら) い/八、山入 (やまい) りば いぐじゃーま 山端 (やまはた) に 入 (い) りおゝり/九、棚取 (たなとぅ) らば 子 (ふゎあ) ぬ父 (びげー) 夫婦棚 (みゆとぅだな) 出 (い) だしょうり/十、山晒 (やまざら) し 晒 (さら) しょうり 海晒 (うみざら) し 晒 (さら) しょうり/十一、山晒 (やまざり) ぬ 清 (かい) しゃあや 海晒 (うみざり) ぬ 美 (ちゅら) さや/十二、時 (とぅき) いらな 家持 (やーむ) ち来 (きー) 暇 (ぴま) いらな 家持 (やーむ) ち来 (きー)/十三、細工主 (さいふしゅ) に すぃさりてぃ 主 (しゅ) ぬ前 (まい) に うんぬけ/十四、誰 (たる) が子 (ふゎあ) ぬ 削 (きず) たな じりが子 (ふゎあ) ぬ 削 (きず) だら/十五、削 (きず) かいしゃ あるたな 肌 (はだ) つぃきぬ 美 (ちゅら) さや/十六、細工主 (さいふしゅ) に 誉 (ふみ) られ 主 (しゅ) ぬ前 (まい) に 名取 (なーとぅ) られ」「大意/いぐじゃーま (人名) よ、初春に桃の実がなったら石桃でなく水桃を取って来てください。山からは立派な材木を切り出してください。その木材を山で晒 (さら) し、海岸の波打ちぎわの砂に埋めてがんじょうな材木にしてから製材を終え、棚作りのために細工をしたら、大工にほめられ役人にもほめられて名誉に浴しますよ。」と記載(小泉文夫による音階分析の書き込みあり)。
分類番号
koizumi154_八重山諸島koizumi2_北アジア、東アジア
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録音年
1970年10月