猫 ユンタ

DAT番号
356
曲・解説順番号
2
曲名・解説タイトルよみ
マヤ ユンタ
演奏者
浦原啓作、他
演奏者よみ
ウラハラケイサク、ホカ
解説者
浦原啓作
注記2
『八重山ユンタ集―沖縄古謡―』44ページに「18、猫 (まや) ユンタ」「一、唐嵩 (からだぎ) ぬ 後 (くすぃ) なか/二、大嵩 (うふだぎ) ぬ 側 (すぃば) なか/三、猫 (まや) ぬ子 (ふゎあ) ば 産 (な) しおゝり/四、五 (いつぃ) ぬ子 (ふゎあ) ば 産 (な) しおゝり/五、七 (なゝ) ぬ子 (ふゎあ) ば 産 (な) しおゝり/六、五 (いつぃ) ぬ子 (ふゎあ) に かんすぃびられ/七、七 (なゝ) ぬ子 (ふゎあ) に かんすぃびられ/八、余 (あま) ぬだすぃ 欲 (ふ) しゃぬどぅ/九、やんさ潮 (すう) ぬ 干潮 (びす) だら/十、大 (うふ) かたばるぃ 走 (ば) り下 (う) れ/十一、干瀬巡 (ぎしゃぐまあ) り 歩 (ある) ぐけどぅ/十二、夫婦蛸 (みゆとぅだく) 見付 (みつ) け取 (とう) り/十三、人 (ぴと) ひじゃん 見付 (みつ) けられ/十四、芭蕉綱 (ばそうづぃな) し ふん縛 (さま) られ/十五、大家 (うふやー) した 連 (さあ) られー入 (い) り/十六、中柱 (なかばら) に ふん縛 (さま) られ/十七、米 (まい) ぬ飯 (んぼ) ん 食 (ふわあ) しょうたら/十八、魚 (いずぃ) ぬ汁 (すぃる)  食 (ふわあ) しょうたら/十九、五 (いつぃ) ぬ子 (ふゎあ) ぬ 事 (くとぅ) ば思 (うむ) い/二十、七 (なゝ) ぬ子 (ふゎあ) ぬ 事 (くとぅ) ば思 (うむ) い/二十一、咽 (ぬどぅ) かい 落 (うてぃ) らな」「大意/子どものある美貌の人妻が役人の眼にとまって奪われた。これまでの貧しい生活とうって変わって美しい着物を着せられ、御馳走 (ごちそう) にありつくのであるが、こどもたちのことを思ってのども通らない。」「解説/封建時代の権力者には絶対服従であったため、この悲劇も猫の親子の間のことにすりかえてうたわれている。」と記載(小泉文夫による音階分析の書き込みあり)。
分類番号
koizumi154_八重山諸島koizumi2_北アジア、東アジア
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録音年
1970年10月