こいな ユンタ

DAT番号
355
曲・解説順番号
16
曲名・解説タイトルよみ
コイナ ユンタ
演奏者
浦原啓作、他
演奏者よみ
ウラハラケイサク、ホカ
解説者
浦原啓作
注記2
『八重山ユンタ集―沖縄古謡―』42ページに「16、こいな ユンタ」「一、大嵩 (うふだぎ) ぬ後 (くすぃ) なか から嵩 (だぎ) ぬ 側 (すば) なか/二、桑木 (ばなぎゃあきー) ぬ 萌 (む) やーりどぅ 香 (か) ばさ木 (きー) ぬ さしょうりどぅ/三、陽春 (うるずぃん) どぅ なるだら 若夏 (ばがなつぃ) どぅ いくだら/四、花 (はな) や白 (しる)  咲 (さ) かろーり 実 (なるぃ) や青 (あう)  好 (くぬ) みょうり/五、こいなてる 鳥 (とぅるぃ) ぬどぅ うりぬ実 (なるぃ) 食 (ほ) んでどぅ/六、何 (な) ゆさばどぅ 取 (とぅ) りる 如何 (いきゃ) さばどぅ 抱 (だ) がりる/七、繩 (ついな) たてぃん 取 (とぅ) らるぬ ばなたてぃん 取 (とぅ) らるぬ/八、時 (とぅき) いらな 家走 (やーば) り来 (きー) 暇 (びま) いらな 家走 (やーば) り来 (きー)/九、自分弓 (ならーゆん) ば 取 (とぅ) り持 (む) ち 刺 (さ) し矢 (やー) ば 取 (とぅ) り持 (む) ち/十、自分弓 (ならーゆん) ば んだみし 刺 (さ) し矢 (やー) ば 的 (まとぅ) ばし/十一、時 (とぅき) いらな 打 (う) ち取 (とぅ) り 暇 (びま) いらな 打取 (うちとぅ) り/十二、時 (とぅき) いらな 家持 (やーむ) ち来 (きー) 暇 (びま) いらな 家持 (やーむ) ち来 (きー)/十三、内 (うつぃ) ぬ子 (ふわあ) に 渡 (ばだ) しょうり 外 (ふか) ぬ子 (ふわあ) ん 渡 (ばだ) しょうり/十四、内 (うつぃ) ぬ子 (ふわあ) ぬ 焼 (や) く鳥 (とぅるぃ) 苦焼 (んがや) きぬ ふさ焼 (や) き/十五、外 (ふか) ぬ子 (ふわあ) ぬ 焼 (や) く鳥 (とぅるぃ) 苦焼 (んがや) きぬ 香焼 (かばや) き/十六、外 (ふか) ぬ子 (ふわあ) や 内 (うつぃ) なり 内 (うつぃ) ぬ子 (ふわあ) や 外 (ふか) なり」「大意/渡り鳥のくいなの群れが島の樹木にとまったので、弓矢で射落し、家に持ち帰って、本妻との間に生まれた子と外の女に生ませた子に焼鳥にするように命じた。ところが内の子の焼鳥は苦くて臭く、外の子の焼いたのは香ばしくておいしかった。そこで内の子は外の子となり、外の子は内の子という感じがした。」と記載(小泉文夫による音階分析の書き込みあり)。
分類番号
koizumi154_八重山諸島koizumi2_北アジア、東アジア
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録音年
1970年10月