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- テープ標題
- ユンタ集
- DAT番号
- 355
- 曲・解説順番号
- 10
- 曲名
- 荒筬 ユンタ
- 曲名・解説タイトルよみ
- アラフドゥギ ユンタ
- 演奏者
- 浦原啓作、他
- 演奏者よみ
- ウラハラケイサク、ホカ
- 解説者
- 浦原啓作
- 注記2
- 『八重山ユンタ集―沖縄古謡―』35ページに「10、荒筬 (あらふどぅぎ) ユンタ」「一、荒筬 (あらふどぅぎ) 歯越 (はーぐ) いすな 真妹 (まぶなり)/二、くる筬 (ふどぅぎ) 目越 (みーぐ) いすな 乙女 (みやらび)/三、陽春 (うるずぃん) どぅ 若夏 (ばがなつ) どぅ なるだら/四、あさぎ結 (づぃ) み 番 (ばん) や結 (づぃ) み 結 (つぃ) みられ/五、月三 (つぃくぃみ) ヶ月 (つぃくぃ) 日 (ひー) ぬ百日 (むゝか) 結 (つぃ) みられ/六、新花 (あらばな) ぬ 真初 (まはざ) みぬ 対面 (いかい) や/七、何 (な) ゆで言 (い) じ 如何 (いきゃ) で言 (い) じ いかゆだ/八、何時世迄 (いつぃゆまでぃ) ん 百年迄 (むゝとぅしまでぃ) んでどぅ 言 (い) ずぃだ/九、騙 (すぃか) しすん ゆくすぃすん あるだな/十、騙 (すぃか) しすん ゆくすぃすん 無 (ねー) なーたよ/十一、穴 (あな) が水 (みずぃ) 手動 (てぃーうぐ) さん 私 (ばぬ) さみ/十二、壺 (つぃぶ) が水 (みずぃ) 胴動 (どぅーうぐ) さん 是 (く) りさみ/十三、騙 (すぃか) されーぬ ゆくされーぬ 私 (ばぬ) やあらぬ/十四、思 (うむ) い居 (う) る 百年世 (むゝとぅゆ) 迄 (までぃ) んでどぅ 言 (い) ずぃだ」「大意/新婦の夫が公務で三ヶ月愛妻と別れ、家を留守にした。公務からかえった夫が妻に「私の留守中お前を誘惑する男はこなかったか」と問いただすと、妻は「穴の中の水は人の手 (あなたの手) でかきまわすか、壺の水は胴を動かさなければ動かないでしょう。他の男に誘惑されるような私ではありません。二人は百世の愛を誓った仲ではございませんか。」と答える。」「解説/荒筬とは、機織りに使う筬のことである。筬に総を通すとき、筬の目を飛び越えて織った布は御用布にも不合格とされていた。これを女の貞操にたとえてうたったものである。」と記載(小泉文夫による音階分析の書き込みあり)。
- 分類番号
- koizumi154_八重山諸島koizumi2_北アジア、東アジア
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- 録音年
- 1970年10月