トルコの軍楽について

テープ標題
民族音楽のパノラマ(7)
テープ副標題
トルコの今と昔
DAT番号
1594
曲・解説順番号
8
曲名
トルコの軍楽について
曲名・解説タイトルよみ
トルコノグンガクニツイテ
解説者
小泉文夫
注記2
解説:トルコには民俗音楽とも古典音楽ともみなし得る「軍楽」がある。W.A.モーツァルトやL.v.ベートーヴェンの音楽作品「トルコマーチ」で知られるように、17世紀~18世紀にかけてウィーンを中心としたヨーロッパで広くトルコの軍楽が知られて流行した。立派な軍楽を持っているという点で、当時トルコの軍隊は世界でも最も進んだものであった。中央アジアの遊牧民がアナトリア半島に定住するようになり、強大な帝国を建設していった訳であるが、彼らは征服したその地の民族を更に国家拡張に充てた。言葉も判らず風俗も習慣も違う異民族の軍隊を組織的に大量に動員し、動かすために、軍隊の組織が非常に発達し、「軍楽」も生み出された。
分類番号
koizumi56_トルコ
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録音年
1974年12月