Phya kruan

DAT番号
1262_1
曲・解説順番号
5
曲名・解説タイトルよみ
プヤ・クルアン
作曲者、作詞者
作曲:Phya Praditbhairaw
作曲者、作詞者よみ
サッキョク:プラ・プラディバイロ
演奏者
khlui:THEAB Konglaitong、ching:CHALERM Muangpraesri、thon & ramana:PATHOMRAT Thintoranee
演奏者よみ
クルイ:ティアプ・コンライトン、チン:チャラーム・ムアンプラスリ、トーン・ラマナ:パトムラ・ティントラニー
解説者
小泉文夫、LA-IAD Herabat(ライアド・ヘラバ)
注記2
解説:(小泉)今度はタイの笛をご紹介します。What is your next one?(ライアド)The khlui solo. This, he's going to play a song called Phya kruan. The first part of the melody, it expresses the longing, sharing over something. And then for the second part, music changes the mood into the happy one. And you'll see the tempo is accelerated. And the khlui soloist will be Mr. THEAB. And then here have the accompanies[ママ], I think ??? is going to play ching. And then Mr. PATHOMRAT is going to play thon & ramana. (小泉)この「クルイ」という笛ですね、初めはなにかあこがれるような、そういう静かな旋律ですが、だんだんテンポが速くなって行って、性格が非常に違った喜びの音楽に変わって行きます。ただ、皆さんにちょっと注意して頂きたいのは、この「クルイ」を演奏するときに鼻から息を吸って、それで吹くわけです。その間を途切らないです。旋律が途切れてないわけです。ゆっくりと息を吸って、音楽をやめて、それでまた演奏する、そういうんじゃなくて、吹きながら鼻から息を吸って同時にやるわけです。ですから音楽はずっと続いていく、こういうやり方は何か特別のやり方のように見えますが、実は東南アジアからヨーロッパに至るまでインドにも、また西アジアにも存在するテクニックでして、ちょっと私たちには珍しいですけど、世界ではそんなに特別の技巧というわけではございませんが、こういう縦笛でやるのは非常に珍しいですね。その点なんかも注意して頂き、また同時に先ほどご紹介しました、七等分の音階というのは、例えばドレミファで当てはめていきますと、ちょっと違った感じになりますので、I'd like to ask him before performing to give some demonstrations of seven ??? on khlui, also.(ライアド)O.K.(ライアド:タイ語)(小泉)Ask him slowly.(ライアド:タイ語)(クルイ実演)(小泉)We hear that Mi is a bit low, and Fa is high and Si is lower than the major scale. 洋楽の長調だと思ってもし聞いてしまいますとミが低めでファが高めでシも低めだというそういう感じになりますが、それは何となく半音のところが広がっちゃって全音のところが少し狭くなって七等分に分けられた音階に近くなる、そういう感じのものに、笛の場合にもそういうふうになるわけですね。それでは先ほどの、What the name of the piece is, going?(ライアド)The piece is Phya kruan. (小泉)「プヤ・クルアン」という曲を演奏していただきましょう。
分類番号
koizumi33_タイ
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テープ副標題
タイと日本
録音年
1976年4月
注記1
03日(あるいは04日)、国立劇場での録音。ATPA 76。アジア伝統芸能の交流。