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- DAT番号
- 1216
- 曲・解説順番号
- 5
- 曲名・解説タイトルよみ
- ラスタファリウンドウニツイテ
- 解説者
- 小泉文夫
- 注記2
- 解説:エチオピアの教会音楽は他の意味でも大きな影響を与えているようである。中米のカリブ海のジャマイカにはラスタファリと呼ばれる運動がある。これはキリスト教の一派で、ラスタファリとはエチオピアの皇帝Haile Selassieハイレ・セラシエのことを意味している。彼らがハイレ・セラシエを崇拝している理由は彼が黒人であることによる。彼らの考え方によると、黒人は植民地時代からずっと白人の圧迫で苦しめられてきたが、これを宗教の力で跳ね返していかなければならない。彼らはそのために黒人でありながら、ユダヤの伝統を受け継ぎキリスト教徒として伝統を打ち立てたエチオピアのコプト教会をよりどころにしようとしている。ハイレ・セラシエはエチオピアの皇帝でありながら宗教上の権力も手中にしたため、祭政一致の権力を持っていた。
- 分類番号
- koizumi88_中南米(含インディオ)koizumi926_キリスト教
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- テープ副標題
- 南北アメリカ、大洋州
- 録音年
- 1972年6月