那佐真屋 ユンタ

DAT番号
355
曲・解説順番号
9
曲名・解説タイトルよみ
ナサマヤー ユンタ
演奏者
浦原啓作、他
演奏者よみ
ウラハラケイサク、ホカ
解説者
浦原啓作
注記2
『八重山ユンタ集―沖縄古謡―』33ページに「9、那佐真屋 (なさまやー) ユンタ」「一、那佐真屋 (なさまやー) ぬ 門 (ぞう) なんが むりく木 (きー) ば 植 (いべー) とぅし/二、かぬさや屋 (やー) ぬ とぅんでぃなんが 香 (かば) すぃ木 (きー) ば 差 (さ) しとぅし/三、陽春 (うるずぃん) どぅ なるだら 若夏 (ばがなつぃ) どぅ いくだら/四、花 (はな) や白 (しる) 咲 (さか) ろうり 実 (なるぃ) や青 (あう) 好 (くぬ) みようり/五、花折 (はなぶ) りば なつぃきばし 那佐真屋 (なさまやー) ん 見 (み) り来 (く) でぃ/六、枝切 (ゆだき) りば なつぃきばし かぬさやん 見 (み) り来 (く) でぃ/七、那佐真屋 (なさまやー) ぬ 裏座 (うらざ) んが 大和 (やまとぅー) 扇子 (おんぎ) ば 切 (き) り落 (うとぅ) し/八、うり取 (とぅ) りば なつぃきばし 乙女 (みやらび) 家 (やー) ん 見 (み) や来 (く) でぃ/九、びらま家 (やー) ぬ 裏座 (うらざ) んが 玉 (たま) ぬ麻 (ぶー) ば 切 (き) り落 (うとぅ) し/十、うり取 (とぅ) りば なつぃきばし びらま家 (やー) ん 見 (み) や来 (く) でぃ」「大意/恋する美しい乙女の家に初春から初夏にかけて香りの高い花が咲く。その花を手折るふりをして乙女を垣間見たいものだ。乙女の家の裏座 (寝部屋) に扇子を落して、それを取るのにかこつけて乙女に会いたいものだ。/乙女の方では、恋する男の裏座に首から吊るした曲玉を落して、それを取るのにかこつけてお会いしたいものだ、とうたっている」と記載(小泉文夫による音階分析の書き込みあり)。
分類番号
koizumi154_八重山諸島koizumi2_北アジア、東アジア
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録音年
1970年10月