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- テープ標題
- ユンタ集
- DAT番号
- 355
- 曲・解説順番号
- 6
- 曲名
- かづぃまへー ユンタ(とうすぃ)
- 曲名・解説タイトルよみ
- カヅィマヘー ユンタ(トウスィ)
- 演奏者
- 浦原啓作、他
- 演奏者よみ
- ウラハラケイサク、ホカ
- 解説者
- 浦原啓作
- 注記2
- 『八重山ユンタ集―沖縄古謡―』25ページに「6、かづぃまへー ユンタ (とうすぃ)」「一、幼少 (いみしゃ) から 夫婦 (みゆとぅ) ぬ 幼少 (くゆさ) から うちぐみ/二、なら程 (ふどぅ) ぬ いくだら 丈程 (たきふどぅ) ぬ いくだら/三、やら拾 (してぃ) な 拾 (してぃ) るそう やら投 (なぎ) な 投 (なぎ) るそう/四、拾 (しとぅ) ばんみしゃ ゆむみしゃ 投 (なぎ) ばんみしゃ あてぃみしゃ/五、親 (うや) ぬ家 (やー) でん ありどぅり 母 (あふ) ぬ家 (やー) でん ありどぅり」、26ページに「六、親 (うや) ぬ家 (やー) ぬ かんどぅれん 母 (あふ) ぬ家 (やー) ぬ 下 (すぃむ) どぅれん/七、ゆつぃぬ抱 (だき) ん 坐 (び) りどぅし 麻 (ぶ) ばにさあしん 坐 (び) りどぅし/八、くま坐 (び) りぬ 思 (うむ) いぬどぅ 坐 (び) さましぬ しゅむいぬどぅ/九、夏 (なつぃ) ぬ水 (みずぃ) 欲 (ふ) しゃやよ 夜 (ゆる) なりば 忘 (わす) りそう/十、宇根 (うに) ぬ屋 (やー) ぬ 事 (くとぅ) やよ 夜 (ゆる) なりば 勝 (まさ) るそう/十一、宇根 (うに) ぬ屋 (やー) や 家 (やー) おゝるんな 舟勢頭 (ふなしどぅ) や 坐 (び) りおゝるんな/十二、宇根 (うに) ぬ屋 (やー) や 家 (やー) おゝらぬ 舟勢頭 (ふなしどぅ) や 坐 (び) りおゝらぬ/十三、宇根 (うに) ぬ屋 (やー) や 何処 (ずぃま) おゝるだ 舟勢頭 (ふなしどぅ) や 何処 (どぅきゃ) おゝるた/十四、舟着 (ふなつぃ) きに 坐 (び) りおゝるんさ 船元 (ふなむとぅ) に 坐 (び) りおゝるんさ/十五、舟着 (ふなつぃ) きん 行 (い) きどぅし 舟元 (ふなむとぅ) ん 行 (い) きどぅし/十六、沖繩 (うきなー) おゝらば 宇根 (うに) ぬ屋 (やー) 御前 (みょうまい) おゝらば 舟勢頭 (ふなしどぅ)/十七、五 (いつぃ) ぬ指 (うび) 買 (か) いおゝり 十 (とぅー) ぬ指 (うび) 買 (か) いおゝり」「解説/宇根は船頭のことで、このユンタの船頭は美人の女房を持って円満に暮らしていたが、その女房がハンセン氏病にかかったため涙を飲んで離縁をした。彼は琉球王庁への貢ぎものを運搬する船の船頭だったからである。里にかえった女房は、両親のもとで少しも不自由しない、とうたいながらも、恋しい夫のことが忘れられず、公用で首里にいく夫に、みやげには五つの指、十の指を買ってかえってくださいとたのむのである。両手の指がすでに曲ってしまったからであろう。」と記載(小泉文夫による音階分析の書き込みあり)。[前の「宇根ぬ屋 ユンタ」に続く演唱。][演唱後に曲名紹介あり。]
- 分類番号
- koizumi154_八重山諸島koizumi2_北アジア、東アジア
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- 録音年
- 1970年10月