- DAT番号
- 355
- 曲・解説順番号
- 4
- 曲名・解説タイトルよみ
- ヤリクヌシー ユンタ(トウスィ)
- 演奏者
- 浦原啓作、他
- 演奏者よみ
- ウラハラケイサク、ホカ
- 解説者
- 浦原啓作
- 注記2
- 『八重山ユンタ集―沖縄古謡―』23ページに「4、やりくぬしー ユンタ (とうすぃ)」「一、陽春 (うるずぃん) どぅ なるだら 若夏 (ばがなつ) どぅ いくだら/二、なら御用布 (かない) 取 (とぅ)り持 (む) ち 十尋 (とぅいる) 布 (ぬぬ) ん 抱 (だ) ぎ持 (む) ち/三、前 (まい) ぬ浜 (ぱま) 走 (ば) りうれ ゆらい浜 (ばま) ん 走 (ば) りうれ/四、ないしゃ舟 (ぶに) 押 (う) しゅ下 (ら) し 艫高 (とぅむだが) ば 引 (ひ) ちゅ下 (ら) し/五、なら御用布 (かない) 取 (とぅ) り乗 (ぬ) せ 十尋 (とぅいる) 布 (ぬぬ) ん 抱 (だ) ぎ乗 (ぬ) せ/六、大石垣 (うふいしゃなぎ) 渡 (わた) りょうり 主島 (あるじしま) 移 (うつ) りょうり/七、何処 (ずぃま) 何処 (ずぃま) 舟 (ふな) 着 (つ) き 宮嶽 (みしゃぎ) ぬ前 (まぃ) どぅ 舟 (ふな) 着 (つ) き/八、何処 (ずぃま) 何処 (ずぃま) 蔵 (うら) ぬ前 (まぃ) どぅ 宿 (やどぅ) 取 (とぅ) り/九、なら御用布 (かない) 取 (とぅ) り持 (む) ち 十尋 (とぅいる) 布 (ぬぬ) ん 抱 (だ) ぎ持 (む) ち/十、大蔵 (うふうら) ん 走 (ば) り入 (い) り 長蔵 (ながうら) ん 入 (い) り走 (ば) り/十一、調主 (しらびしゅ) に 御覧入 (すぃさり) 入てぃ/十二、大蔵 (うふうら) からぬ 戻 (むどぅ) りんや 大和屋 (やまとぅや) ん 走 (ば) り入 (い) り/十三、大和屋 (やまとぅや) から もうきむぬ 油壺 (あんだつぃぶ) もうきむぬ/十四、古見浦 (くんのーら) ん 走 (ば) りいき 美与底 (みゆすぃく) ん 走 (ば) りいき」「大意/西表島古見の浦のぶなれーま (乙女の名) は御用布を織りあげ、上納のために船旅をして石垣島の蔵元 (政庁) にいった。御用布の検査に合格して完納できたので、帰りには大和屋に立ち寄り、おみやげを買って古見浦にもどった。」「解説/人頭税当時の庶民の素朴な感情をうたっている。」と記載(小泉文夫による音階分析の書き込みあり)。解説:このユンタは前の方は本節(ほんふし)、後の方はとうすぃのやりくぬしーユンタである。
- 分類番号
- koizumi154_八重山諸島koizumi2_北アジア、東アジア
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- 録音年
- 1970年10月